Urology Symposium@香港
2019.12.20更新
真面目な投稿。
お久しぶりです、阪中です。
11月8日~10日にUrology Symposiumに参加してきましたので報告いたします。
6月以来の今年2回目の香港です。
この時期に香港、、、
多くを語りたい所ですが趣旨が違ってくるので、今回はやめておきます。
前回同様我らが三木部長に加え、司令塔である医長 柳澤先生を加えた3人で訪問してきました。
さて今回は、前回6月とは異なり、Expert Consensus Meetingなるものに参加してきました。
名前を聞いてお察しの通り世界中からエキスパートが集い、en-Bloc TUR(経尿道的膀胱腫瘍一塊切除術)に関してのスタンダードを決定する会です。
はて??と、お思いになられるでしょう。
軽く説明いたします。
表在性膀胱癌に対する治療は、えらい昔からTUR-BT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)が標準化治療で、今もなお標準化治療です。進化が留まることをしらないこの世の中ですが、このTUR-BTに関しては一貫して不動の王道スタイルを貫いてきた術式です。
しかし2000年にen-bloc TURという変法が本邦で発表されました。治療、病理診断学的にもこの新法が優れているであろうと、当院では2014年から導入しております。
早いもので導入して5年経ちますが、症例数の蓄積、学会発表、論文での功績が認められ我らが三木部長は日本代表として、今回のExpert Consensus Meetingに堂々の参加です。
司令塔の医長 柳澤先生もen-Bloc TURに関して多大なる尽力を尽くしており、満を持しての参加となっております。
私はといいますと、endo-urology特にen-Bloc TURに興味を持っており、同伴を熱望、いわゆる荷物持ち的な立場の参加でした。(笑)
スケジュールは御覧の通りで、9時~17時までびっしりとmeetingでした。
各国の先生が熱い討論を繰り広げられ、もちろん我らが三木部長もスマートな意見を述べておられました。
御覧ください!Expert Consensus Meeting中の1枚です。我らが三木部長の堂々たる存在感を!そして注目ください!司令塔である柳澤先生と私の蚊帳の外ぶりを!(笑)
緊張の連続で正直疲れましたが、諸先生方の様々な意見を聞くことができ、非常に勉強になり、また刺激的な長い一日でした。
翌日はsymposiumであり、リラックスした状態での参加です。
前立腺癌セッション、膀胱癌セッションそしてendo-urologyセッションがあり勉強させていただきました。
この日は我らが三木部長のen-Bloc TURに関する発表もありました。ここまでくれば、もう皆さんお分かりのはず。ぐうの音もでない説得力での発表。こんなに身近に凄すぎる先生がいることに改めて気づかされました。
充実した実りのある2日間でした。
非常に勉強になった有意義な2日間であったわけですが、学術のみで香港を感じることができないままの帰国かと諦めかけていたのですが、、
翌日の早朝香港発で帰国予定であった私たちに、香港の先生がご厚意で、車を走らせてくれビクトリアピークに案内して下さいました。
言わずと知れた世界三大夜景の一つ、香港100万ドルの夜景です。
あれ?でじゃぶ?どっかで見た気がする。とお思いの方いらっしゃるでしょうか。
そうです、前回6月にもこの夜景を観てきました。前回は尖沙咀プロムナードからの夜景を望みました。1年に2回もこの壮大な夜景を観ることができ大満足です。しかも2回とも三木部長と共にこの絶景を。これはもう、ほぼ付き合ってますね!!!!(笑)
有意義な香港旅であったことをここに報告いたしました。
このような貴重な経験をさせて頂き三木部長、柳澤先生、拝謝致します。
~~よしなに~~
≪追伸≫
ドッペル現象とはこのことでしょうか?!
柳澤先生、田中政先生、写真はないですが宮島先生も数多く香港にいらっしゃいました。(笑)